光熱費がかからない家の特徴についてご紹介します!
2023/05/08
これから何十年とマイホームで暮らしていく中で避けて通れないのが維持費の支払いです。
住宅や車のローン、子どもの養育費、食費など数多くの生活費が必要なわけですが、特に最近光熱費の値上げが話題になっています。
数万円単位で値上げしているケースもあり、かなり痛い出費でしょう。
しかし、家づくりの段階で断熱性を確保しておけば、光熱費が従来よりも抑えられるのです。
そこで今回は、光熱費のかからない家にするためにはどうすれば良いかをご紹介します。
□家に住んでいく上で必要な維持費とは?
冒頭で挙げた生活費はもちろんですが、住宅の外観や状態を保つために維持費が必要になりますので、以下でご紹介していきます。
1. 光熱費
光熱費は普段の生活に必要不可欠なものです。
夏はクーラーや扇風機、冬は暖房やストーブの使用が増えるので、特に光熱費が増えてしまうでしょう。
また、繰り返しにはなりますが、最近は電気代の高騰により光熱費が上昇しているので、家計をひっ迫している状況なのも事実です。
2. 修繕費
修繕費とは、例えば外壁塗装や屋根塗装にかかる費用が挙げられます。
一般的には10年〜20年に一度ほどのペースで外壁や屋根の修繕が必要だとされており、これにかかる費用はあくまで一例ですが200〜300万円ほどです。
3. 建て替え費
住宅の強度や建て方によりますが、一般的には日本の住宅の寿命は30年とされています。
リフォームや塗装などの修繕で済ますこともあると思いますが、これを目処に建て替えをするケースもあります。
住宅全体を建て替えるとなると、かなりの出費になる可能性が高いです。
□光熱費がかからない家の特徴とは?
*断熱性を高める
断熱性が高いと、住宅内の冷暖房効率がアップします。
つまり、夏は冷房で冷やした空気が外に逃げづらくなることに加え、外からの直射日光の影響を受けづらくなります。
冬は暖房であたためた空気が住宅内に留まりやすくなることに加え、外から冷気が入り込むことを防いでくれます。
これによって、過度に冷暖房を稼働させることが減るので、それに伴う冷暖房の費用を抑えられます。
長い目で見れば光熱費の維持を大幅に削減できるのです。
*風をとり込む
当たり前ですが、冷暖房は使用すると電気代がかかります。
冬は仕方ないにしても、夏は自然の涼しい風を利用することで冷房の使用頻度を抑えられるでしょう。
間取り設計の際に、窓の位置や風の通り道を工夫することで、自然の風を取り入れられます。
□まとめ
光熱費がかからない家にするためには、家づくりの段階で断熱性の高さを確保したり、風を取り入れる工夫をしてみたりすることが大切です。
少しでも光熱費を抑えるために、これから家づくりをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。