床暖房のデメリット
2023/03/28
床暖房のデメリット
じんわりと温める暖房器具なので、床暖房のみだとスイッチを入れてから実際に室温が上がるまでに時間がかかってしまうのがデメリット。
すぐに部屋を暖めたい場合や、短時間しか利用しない部屋で使うのには不向きです。
設置のための初期費用や日々の光熱費も、エアコンや灯油ストーブなど他の暖房器具と比べると割高です。
新築時ではなく、入居後に床暖房を設置したい場合は床をはがしての工事となるため、さらに手間と費用がかかる可能性があります。
床暖房は本当に必要?こんな工夫をするものあり
床暖房は必ず設置できるとは限りません。
初期費用だけでなくランニングコストの問題もありますし、使用したい床材によっては床暖房に対応できないものもあります 。
床暖房を入れたいけれど難しい、という場合はこんな対応はいかがでしょうか?
・予算の問題なら一部の床にのみ設置する
・床暖房は設置しつつ、他の暖房機器と併用して上手く節約する
・温かみを感じられる無垢材の床にする
無垢材の床材は肌触りが柔らかく温かみを感じると好評です。
湿度のコントロールもしてくれるので、夏はさらっと爽やか、冬は温かみがあり乾燥しすぎも防ぎます。
無垢材の床材を採用するというのも一つの選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
・床暖房とは、床下に設置した熱源が部屋を足もとからじんわりと温める暖房機器。壁や天井に反射しながら部屋中を温めるふく射熱で効率よく部屋を温めます。ヒーターを熱源とする電気ヒーター式、配水管を通る温水を熱源とする温水循環式があります。
・床暖房は快適な暖房機器ですが、設置にあたっては大きな費用がかかるので本当に必要かどうかは慎重に検討しましょう。全体ではなく一部の床に設置する、他の暖房機器と併用する、床暖房ではなくても温かみを感じる無垢材の床にするなどの選択肢も検討してみましょう。