SBCラジオに出演致しました!第4回目の放送です。
2023/03/14
こんにちは
暖かくなったり、寒くなったり、春までもう少しですね!
今年は長野も桜が咲くのが早まるみたいですね
マスクも個人の判断になり、元の日常に戻るまでもう少しですね
昨日はSBCラジオの「建築士に聞く、希望の住まいづくり」
4回目の生放送に出演してきました。
会話はこんな感じです
海野: 3月に入り、日も長くなりました。この季節は普段気にしなかった家周りなど、手を入れたいところが 気になりますね。リフォームなど検討されているリスナーさんも多いと思いますので、是非このコーナーを参考にしてください。さて、第4回目の「建築士と考える!希望の住まいの作り方」では木造戸建て住宅。一般に注文住宅と呼ばれている、建築士さんと相談しながら作る住宅の建て方について、HOPE建築工房の建築士 大日方和仁さんにお伺いしていきます。大日方さん、宜しくお願い致します。
大日方:宜しくお願い致します。
海野: さて前回は最近はやりの平屋風2階建てのお話をお伺いしましたが、色々とメリットがあるということで、とても興味をもちました。おさらいもかねて、もう一度簡単にお話し頂けますか?
大日方: これは最近増えているプランです。理由は子供が大きくなって家から離れると
2階はあまり必要なくなり、帰省して帰ってきた時に必要ですが、重要性が
低くなるので、ロフト的な屋根下天井で、少し低い2階でも良いという考えから提案が始まったんです。
海野: 確かに、小さい時は天井高も必要ないですし、大きくなれば独立しますしね。
大日方: そうなんです。長いライフスタイルを考えることも家づくりには必要ですね。それに、エネルギー面でのメリットもあります。1階と2階をリビング階段で繋げて全館暖房でも、暖房効率が、天井が低い分助かります。冷房の場合は2階から1階に冷気が流れます。これは省エネにつながっています。
海野: 思いもつかないアイディアも、建築士さんとお話しすることによって、提案していただけるので、この段階の面談はとても重要ですね。さて住宅の間取りなども決まってきますと、次はどうなりますか?
大日方: はい。設計図を書く段階では、間取りなどが決まれば書けますが、施主さんの
立場からすると、内装についてもお話ししたほうが良いと思います。内装のイメージや使いたい部材など、具体的なイメージがある場合は是非どんなことでっもお話しして頂ければ、イメージに沿ったプランに近づけることができると思います。
海野: そうですよね。壁紙は後からでも、窓枠の形とか、床材とか、天井の梁(はり)を見せるとか、色々考えなければならないところがありますね。
大日方: そうなんです。例えば、まだ朝夕冷え込む日もありますが、床材は選び方によっては、冷たさの感じ方が違います。私がお勧めしているのは、無垢材で、無垢材は足の裏の冷たさが少なくなります。特に桐の床板は、冬でも冷たくなくて、優しい感触で気持ちいいです。
海野: そうなんですか。
大日方: はい、部材にもよりますが、明らかに、合板と言われる新建材の床板は、冷たいので床暖房が欲しくなります。それに、合板は化学物質が無い造りに変わってきていますが、今でも敏感な方は目やのどに刺激を感じる方がいて、引っ越してから住めないこともあるので、先に確認するほうが良いと思います。
海野: アレルギーなどの症状のある方は、部材のチェックも必要ですね。
大日方: そうですね。
普段の生活にご不便を感じていることや、疑問に思っていることなど、なんでもお話頂ければありがたいです。
海野: あと、私が気になるのはカーテンなんですよね。カーテンのお話は後回しになる場合が多いですが、部屋の雰囲気をガラッと変えてしまいますよね。
大日方: はい、内装ではカーテンは重要な要素で、ブラインドの種類、カーテンレールの種類 カーテンボックスが必要かなど、お客様に考えて頂きたいことはたくさんあります。
そして、ブラインドの種類や装飾レールの場合、違う面の扉と重なってしまったり、窓の幅よりレールの方が長くて両サイドに壁が無いと付かないことが起きるので、プランを創る前に確認することが大事ですね。
海野: ここまで、決まれば、水回りなど設備機器を決めてプラン作成にうつるわけですね。次回は「1回目のプラン提出」についてお話頂きます。
次回の放送は4月10日です。
お楽しみに(^^)/