ファミリークロークの魅力とは?間取り例をご紹介します!
2023/09/30
収納といえばクローゼットや納戸、押入れなどがありますが、ファミリークロークという収納方法をご存知でしょうか。
ファミリークロークは衣類の収納の手間が省けるため子育て世代におすすめな間取りです。
本記事ではファミリークロークについてと、間取りの例をご紹介します。
ファミリークロークとは一体何なのか、どのように取り入れると良いのか気になる方はぜひ最後までご一読ください。
□ファミリークロークの魅力とは?
そもそもファミリークロークとは家族一緒に使うクローゼットのことを指します。
ファミリークロークの最大の魅力は生活動線や家事動線を大幅に減らせることです。
洗濯物を畳んだ後、各階の部屋に運ぶ必要がなく一つの部屋に持って行くだけのため手間が省けます。
□ファミリークロークを導入した間取り例!
実際にファミリークロークを取り入れるにしてもどこに設置すれば良いか迷いますよね。
以下ではおすすめの間取り例をお伝えします。
1つ目は、ランドリールーム・洗面所直結のファミリークロークです。
ファミリークロークをランドリールームや洗面所につなげると、洗濯、干す、片付けるという一連の流れが楽にこなせます。
ファミリークロークで服を着替えてから洗面所で身だしなみを整えられるというスムーズな生活動線がつくれるので、移動に無駄がありません。
しかし、水まわりとクローゼットが近いと湿気がこもりやすくなるため、間取り計画の際に換気ができる部屋かどうかをよく確認しましょう。
2つ目は、玄関から洗面所につながるファミリークロークです。
玄関と洗面所の間にファミリークロークを設けると、外出時の動線がコンパクトになります。
帰宅して脱いだ上着をファミリークロークにかけて洗面所で手を洗うというように、毎日の習慣に合わせてファミリークロークをつくると、無駄な動線がなく快適度がアップするでしょう。
*ファミリークロークの場所を確保できない場合
ファミリークロークの場所を間取りに部屋として取り入れるのが困難な場合は、廊下をウォークスルータイプのファミリークロークとして活用するのもおすすめです。
ただ、廊下は家族が頻繁に通る場所であるため、邪魔にならないように着替えるための部屋は別の場所を設ける必要がある可能性もあります。
□まとめ
ファミリークロークは家族分の衣類をひとまとめにした収納スペースのことです。
わざわざ各部屋に衣服を持っていく必要がないため、家事で忙しい方にとっては便利な間取りといえます。
衣服を片付けるために部屋を行ったり来たりしたくないという方はこれを機にファミリークロークを取り入れてみてはいかがでしょうか。