よくある間取りの失敗例とは?対策方法も併せてご紹介します!
2023/06/19
家を建てる上で、最も悩むことといっても過言ではないのが「間取り」ではないでしょうか。
建ててしまったら簡単には変えられないことに加えて、これから長く住み続ける場所だからこそ、失敗は避けたいですよね。
そこで本記事ではよくある間取りの失敗例と失敗を防ぐための対策をご紹介します。
□よくある間取りの失敗例とは?
1つ目は「収納が足りない」です。
適切な収納量を把握していないことで、収納が足りなくなってしまうことがあります。
まずは今どのくらい物があるのかを把握して、この先どれくらい収納が増えるのかを予測することが大事です。
2つ目は「トイレの臭いや音が気になる」です。
1日の中でも長い時間を過ごすリビングやゲストルームの近くにトイレを設置すると、臭いや音が気になってしまう場合があります。
また、排水の音は想像以上に響くので、寝室から遠い場所に設置するといった配慮が必要です。
3つ目は「コンセントの位置が使いづらい」です。
間取りを考える際にどこで何をするのか、家電をどこに設置するのかなど、細かく決定していないと、コンセントの位置や数で後悔する可能性があります。
4つ目は「生活動線の配慮が足りなかった」です。
生活動線を考えずに間取りを決めてしまうと、移動距離が長くなってしまい、暮らしにくく感じてしまいます。
家の中で自分はどのように移動しているのか、自分の行動を一度振り返ってみましょう。
□間取りの失敗を防ぐための対策をご紹介!
*今の住まいの不満を洗い出す
間取りはデザイン性だけでなく、機能性にも配慮しなければ失敗につながってしまいます。
どうしても見た目を重視してしまいがちですが、快適な暮らしを実現する間取りにするためには、今のお住まいへの不満を解消できる間取りにすると良いでしょう。
例えば、キッチンが狭い・収納が足りない・家事動線が悪いなどの不満は間取りの失敗を防ぐポイントになります。
できるだけ多くの不満や要望を書き出して、間取り作りに盛り込むのが効果的です。
*日常生活の流れをシュミレーションする
朝起きる時間や身支度をする順番など、細かく家族全員の行動をシュミレーションしましょう。
正確にシュミレーションすることで、間取りの問題点や改善点が見えてきます。
家族でよく話し合い、家族全員が快適な生活を送れる間取りを目指しましょう。
*周辺環境を把握する
図面や3Dパースを使用して間取り作りをしていると、日当たりや周辺環境などを見逃しやすくなるので、注意しましょう。
家を建てる場所の自動車や人の交通量・日当たり・周辺の建物との位置関係など実際に足を運んで確認してください。
□まとめ
間取りの失敗を避けるためには、今の生活で感じている不満を洗い出すこと・家族の行動をシュミレーションすること・周辺環境を把握することが大切です。
これから家を建てる方は、ぜひこれらを意識して間取り作りをしてみましょう。
当社は「住まい」に関するご相談を幅広く受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。