天然木材のフローリングにはどのような種類がある?おすすめのお手入れ方法も解説!
2023/06/03
初めて建てるマイホーム。
せっかくならば、体にも優しい天然木材をフローリングに使いたいと考えている方も多いでしょう。
天然木材は無垢材とも呼ばれており、木材本来の温もりが味わえ、肌触りや足触りが心地いい点が人気を集めています。
そこで今回は、天然木材にはどのような種類があるのか、天然木材のフローリングのお手入れ方法をご紹介します。
□フローリングによく使用される天然木材の種類
一言に天然木材といっても、その種類はさまざまです。
そこで、フローリングによく使用される天然木材を3つご紹介します。
1つ目は、パインです。
パイン材は、素朴な木材でのどかな雰囲気の部屋に向いています。
経年劣化によりヴィンテージ感が味わえることから、昔から多くの人に親しまれており、現在も高い人気を誇っています。
他の天然木材と比べると価格は少し高くなります。
2つ目は、桐です。
桐は柔らかい天然木材で、草科ですが建築や家具材料に良く使われています。
木偏に同じと書いて桐ですが、木と同じという意味からきています。
そのため、和風な家のみならず、現在では洋風の家にもよく利用されます。
柔らかい素材のため、足触りが気持ち良く、空気の気泡が多い木なので、断熱性能が高く裸足でも冷たくなくて、赤ちゃんでも安心してハイハイできます。
くる節の辺の足元が暖かいのは、身体全体も暖かく感じるので、寒い地域には最適ですが、柔らかい木なので傷は付きやすい欠点はあります。
3つ目は、ヒノキです。
ヒノキは強度や耐久性といった機能に非常に優れている天然木材で、フローリングにぴったりだといえます。
スギと同様にヒノキも香りが強い木材なので、フローリングに使用した場合、部屋全体がヒノキの香りで包まれる可能性があることを覚えておきましょう。
また、ヒノキは価格の変動が激しいので、注意しましょう。
□天然木材のフローリングにおすすめのお手入れ方法とは?
天然木材のフローリングは定期的にお手入れすることで綺麗に長く保てます。
ここでは、おすすめのお手入れ方法を3つご紹介します。
*水拭き
定期的に水拭きをして、表面の汚れを落とします。
天然木材のフローリングは水分に弱い傾向があるので、1ヶ月から3ヶ月に1回程度の頻度で行うのがベストです。
*クリーナーを使う
水拭きでは落としきれなかった汚れを落とすためには、半年から1年に1回、クリーナーを使用したお手入れが必要です。
クリーナーは、天然素材クリーナー専用のものを使用しましょう。
*劣化を感じたら再塗装
塗装が剥がれている・撥水性が落ちてきた・表面がカサついてきたなど、目に見えて劣化症状が現れている場合は再塗装を検討しましょう。
再塗装する際は、床をきれいにした状態にしてから塗料を塗るようにしましょう。
□まとめ
フローリングに使われる天然木材の種類には、パイン・桐・ヒノキがあります。
それぞれの種類の特徴を把握した上で、自分に合ったものを選びましょう。
他にも無垢材の床板は種類が豊富ですから、好きな木があればご相談ください。
また、お手入れを定期的に行うことでフローリングが長持ちするので、忘れずに行いましょう。