第6回希望の住まいの造り方!SBCラジオに出演しました!
2023/05/09
230508 15:50建築士と考える!希望の住まいの作り方
AN:大型連休も終わりました。外出された方、家でくつろいだ方、それぞれいらっしゃると思います。過ごしやすい気候になり、長いお休みがあったので、普段できない家の手入れをした方もいるのではないでしょうか?時間があると、家具など動かして、フローリングのワックス掛けや、カーテンの洗濯、部屋の模様替えなど色々できます。普段の生活を楽しむためにも、ちょっとしたお手入れも大切ですよね。
さて、第6回目の「建築士と考える!希望の住まいの作り方」では木造戸建て住宅。一般に注文住宅と呼ばれている、建築士さんと相談しながら作る住宅の建て方について、HOPE建築工房の建築士 大日方和仁にお伺いしていきます。大日方さん、宜しくお願い致します。
大日方:宜しくお願い致します。
AN:さて、前回は一回目のプラン提出ついてお伺いしました。施主さんとの面談で、ご希望をお聴きして、プランを立てるという作業ですが、確かに、ご希望に沿った内容になっているか、心配ですよね。
大日方:はい。1回目のプラン提出は今でも不安でいっぱいですね。ご希望の内容を、予算以内でうまく収められるかということですけど、部材の値上がりなど気を使うところが多く、大変です。
AN:希望の住まいの為に、建築士さんお願い!と施主さんの期待も大きいですから、責任重大です。
大日方:はい。当然この段階で、ご縁の無くなるお客様もいらっしゃいますが、設計の意図を理解して頂いたお客様とは、変更が繰り返され、回数が多くなれば途中で再見積金額を提出したりします。そして、プランが決まれば最終見積、本設計に進みます。
AN:今回はこの最終見積、本設計についてお話をお聴きするわけですね。
大日方:はい。この時点で設計業務契約をします。合わせて工事請負契約をする場合もあります。その後お客様からのプラン変更や、詳細な設計をしていく中で設計変更などあれば、変更金額分を別契約します。
AN:施主さんが建築士さんに、正式に住宅の施工をお願いするということですね。
大日方:はいそうです。契約金として、ここで設計業務契約金のお支払いがあます。設計部分についてのお支払いです。又は設計部分と工事請負契約分を合わせたお支払いの場合もあります。
AN:契約が済むと本設計となるわけですね。
大日方:はい。本設計は色々と細かい部分まで設計します。いろんな図面が出てきますので、確認の打合せをしていきます。
AN:この部分は注文住宅ならではの作業ですね。
大日方:そうですね。イメージ通りのデザインにする為には、設計部分での打ち合わせが重要です。そこでまた変更したい部分が出るはずです。
ちょっと細かいですが、私の設計の場合、どういったところまで責任をもって設計するか例を挙げます。
大日方:外観や屋根の形状、勾配、これからは絶対必要な太陽光発電と蓄電池
外部サッシの形、大きさ、性能の良いサッシ。
部屋の大きさ、引き戸にするか開き戸か、手摺の位置、カウンター、飾り棚などゆとりの部分、
電気配線位置、照明器具、インターホン、
表札、ポストは先に検討しておくべきですね。壁付けリモコン位置、リモコンが多いの で壁ニッチ収納とかです。
内装は床、壁、天井仕上材 外壁、屋根、軒裏仕上げ材、内外色や仕上げ材、
設備機器として、キッチン、システムバス、トイレ、手洗い、洗面台など、これらは、設備機器ショールームで選定します。 規格品を使う家具はここで確認するのが良いですね
今は少ないが洋服箪笥、整理箪笥、鏡台などもあります。
AN:一度聞いただけでは覚えきれませんね。でも、確かに、内装外装の仕上げ材をとっても、一つ一つ選んでいけば、それが個性あるオンリーワンの住宅になっていくということがわかりました。
次回は「 確認申請」についてお話頂きます。大日方さんありがとうございました。
大日方: ありがとうございました。
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