中古住宅を購入された方の改修の打合せに行ってきました。

築２３年程ですが空き家になってしまうお嫁に行った娘さんが買い手を探していました。

時間は掛かりましたが、大きなお家と敷地を希望されている方に巡り合い売れました。

水回りは最低直したいとのことで、予算もありますがお話を聞いてきました。

玄関をドアにしたいという話はありましたが外観は改修無しで行きます。

石組で立派に庭ができていますが、車の回転や駐車に不向きなので無くしたいという事です。

石だけでも結構な数でした。

キッチンと和室を繋げてＬＤＫにしたいという事です

畳はフロアーにします。正面の天井からの下がり壁は取ります。

とてもいい仕事で出来ているので、天井は和風を残して和洋折衷のリビングをお勧めしました。

壁も柱を見せて洋風にしたいと思います。

流し台は撤去して、対面タイプに入れ替えたいとのことです。

 

どの部屋も大きいので暖房費が気になります。

このころの建物は断熱性能は弱いので心配ですが、そこまで改修すると予算が無理の様です。

ＤＫを小さくする提案として、「勝手口ドアの方面に食品庫を造り部屋を小さくし、

食品庫が物置にもなるので部屋の片付けもしやすくなるでしょう。」と話しました。

広縁は雨漏りした時があり天井が剥がれていて、リビングと一体化したいというお話でした。障子や欄間障子は無くす方向です。

システムバスは綺麗ですが入れ替えたいという事です。

このころは断熱材が入っていないので寒いことは避けられません

ご主人が身体のことを心配されているので、入れかえて暖かいお風呂にします